Skype de TRPG 支援ツールを作った 上 〜思い出話篇〜
昨年末、久しぶりに元地元(ややこしい。主に中学時代の友人たち+そのまた友人たち)関連の友人たちと会う機会があった。
いろいろ話をしている中で、ICQ → MSNメッセンジャー(現Windows Live Messenger)と移り変わってきたツールが、現在はSkypeになっている事が判明。何人かをコンタクトリストに加えた。
そこでふと思ったのが、昔この友人たちとチャットでTRPGをした事があったなぁ、という事。
「またやりたいね」なんて話も出た時に、ふとさらに昔の事を思い出した。
〜〜〜
1990年代前半、インターネットの気配がようやく近くまでやってきた頃、私は父のアカウントを借りてPC-VANというパソコン通信サービス(現BIGLOBE)に出入りしていた。
その中にあった「ゲーマーズクラブ (GMC)」というSIG(フォーラム)では、チャット(PC-VANではOLT(オンライントーク)と呼ばれていた)を使ったTRPGのセッションも頻繁に開催されていて、私も何度となく参加したし、参加しないにしても見学させてもらったりしていた。(イメージとしては今のIRCに近いと思う)
当時パソコン通信をするのによく使われていたソフトは「秀Term」というもので、「マクロ」を導入する事で機能拡張出来たのだが当時の私はただただ使うだけ。せいぜいログを保存するくらいの機能しか使いこなしては居なかっただろう。
しかし参加者の中には当然レベルの高い人がいて、自作のマクロを作る人もいた。
よく見たのが、OLTに新しい参加者が来たら自動で挨拶をする、というもの。
新しく参加者が来るとそれを知らせる定型メッセージが表示されるので、それを利用して「こんにちは!>○○さん」というメッセージを自動投稿する、というものだ。何人かがそのマクロを導入していると、一瞬にしてわさわさっと挨拶文が投稿されたりして、見ていて楽しかったのを覚えている。
そして今でも覚えているのが、サイコロを振るマクロ。
「サイコロ」と発言すると6面ダイス1つ、「コロコロ」と発言すると6面ダイス2つを振るというものだったと思う。
これがあるから手元でサイコロを振る手間が省けるし、ズルもできないので重宝していたのだ。(ゲームマスターが手加減出来なくなる、という問題(?)もあったが)
〜〜〜
今年に入ってからふと下記記事を目にとめ、上記のような昔話を思い出した。
・Skype4COMでJavaScriptからSkypeを操作 - 今日覚えたこと
・Skypeのチャットに自動応答するJavaScriptを簡単に作れるようにする - 今日覚えたこと
つまりは、JavaScriptを使ってあの「自動応答ダイス」が作れるのでは?
ということで、やってみることにした。