共働きの家事分担は「均等分割」しない方がいいと思う

今日見たサイト - $ dropdb 人生」から「増田ダイアリー/20080919051736」にたどり着いた。

共働きの夫婦は今時多いと思うけど、そういう家庭の何パーセントくらいが家事折半なんだろ。

なんかネットでも、リアルでも、「共働きだけど結局なんやかんやで妻がほとんど家事」みたいなのしか聞いたことないんだけど…

勿論折半のところもあるんだろうけど、あまりに↑しか聞かないからどのくらいのパーセンテージなのか気になる

でも不思議なのは、なんで共働きなのに家事が一方に偏ってても妻たちは文句を言わないのだろ?

というか、そうなる前になんで話し合わなかったんだろう?

いやもっと言うと、結婚時になんでそのあたりの条件について話し合わなかったのだろ?

ただでさえ育児とかあるのに……不思議でならない。

 私は既婚男性だけど、女性とは家事に対する感覚が違うなー、と思う事が多い。

 例えば洗濯。
 私はある程度たまったらごそっと洗うつもりでいるのだが、妻は私の考える「ある程度たまったら」の8割くらいの量で「たまった」と判断するらしい。私ももう少したまれば洗濯するのに、先に妻に洗濯されてしまう。

 こういう感覚の違いが生活の至る所にあって、そのほとんどの場合で妻の方が細かい。
 だから、私は

でも不思議なのは、なんで共働きなのに家事が一方に偏ってても妻たちは文句を言わないのだろ?

に対しては、「折半する条件なのに、自分が耐えられなくなってやってしまうから文句を言いにくい」という事情があるのではないかと推察する。
 必ずしも男性にやる気がない訳ではないのだ。ただそれが女性から見ると「やる気がない」と見えるだけで。(もちろん例外も多々あると思う)

 女性はもう少し長い目で見てあげて欲しいと思う。女性からすれば「え、まだ? まだなの?」と思うところまで行くと、案外男性もやると思うのだ。

 で、表題に戻るけど、結局「我慢できずに自分でやってしまう」という事態が発生してしまうから、家事は均等に分担しない方がいいと思う。曜日別とかは愚の骨頂。(もちろんそれでうまくいくならそれでいいと思うが)

 私のお薦めは、ずばり「内容別分担」

例:
 夫の担当「食事の片付け、ゴミ捨て、風呂掃除、洗濯物を畳む、掃除機をかける」
 妻の担当「食事の準備、洗濯、食材の買い物」

 どれを夫がやってどれを妻がやるかは夫婦によって違うだろうけど、こういう分担をすればそれぞれがそれぞれのペースで家事をこなせるから案外うまくいくと思う。
 それでも女性は男性の担当部分についていろいろいらいらすると思うけど、そこは「自分の担当じゃない」と割り切ってぐっと我慢して欲しい。多少の助言も我慢。どうしても耐えられなくなった時に「苦言」を口にする程度で。女性の好意であろう「助言」は、男性からすると「小言」に聞こえるものなのだ。

 ちなみに我が家は

私「保育園のお迎え、平日の食事(朝晩)、スーパーでの買い物」
妻「休日の食事、子供の風呂、洗濯、掃除、生協での注文」

という感じ。ゴミ捨てとかは割と適当。

 私が主に食事を作るのだが、生協で食材を頼むのは妻、というのが結構おもしろい。
 食事の用意で何が一番大変って、毎日の献立を考える事。生協の食材を妻が頼んでくれると、「それらを使った食事」という縛りができるので献立を考えるのが案外楽なのだ。

 まぁそんなことができるのも、私が「兼業主夫」という特殊な立場だからだとは思うけど。